岩倉優晟
vs
宇土冬真
YUSEI IWAKURA
VS
TOMA UDO
—— リベンジか、返り討ちか。因縁の再戦が動き出す。
このカードには、単なる勝敗以上のドラマがある。
両者は約2年前、DEEP TOKYO IMPACTの舞台で一度拳を交えており、その際は岩倉が持ち味の組み技を活かして勝利を収めた。今回の再戦は、あの試合での悔しさを胸に秘めてきた宇土にとって、リベンジの機会であり、成長を証明する戦いでもある。
柔道出身の岩倉は、相手を崩し、削り、コントロールする展開を得意とするMMAファイター。3勝2敗という戦績のなかで、常に組みの展開で主導権を握り、地道ながらも着実な進化を遂げてきた。相手を“フィニッシュに近づけさせない”堅実な試合運びも大きな武器だ。
一方、宇土もまた柔道をバックボーンに持ちながら、蹴りやタックルといったアグレッシブな攻撃を武器にするサウスポーファイター。過去の敗戦を糧にして経験を重ね、現在は「当時とは違う自分」を見せるべく闘志を燃やしている。かつて格闘ドリーマーズで指導を受けた高谷裕之の大会に出場することにも特別な想いを抱いており、この一戦への気持ちはひときわ強い。
“組みで削る岩倉”と“攻めて倒す宇土”というスタイルのぶつかり合い。
そして、“過去の勝者”と“過去を超えたい者”の再会。
この再戦は、単なる勝敗だけでは語れない。それぞれの「現在」が試される、感情のこもった一戦だ。
岩倉優晟
YUSEI IWAKURA
・名前:岩倉優晟
・生年月日:2000年8月21日
・出身地:静岡県掛川市
・身長:180cm
・体重:82kg(試合契約体重:77.1kg)
・タイプ:オーソドックス
・ベース(バックボーン):柔道
・得意技:組み技
・所属ジム・チーム名:リバーサルジム立川ALPHA
・格闘技歴(年数):MMA 3年半
・プロ試合戦績:プロ5戦3勝2敗
・前戦の対戦相手:山田聖真選手
・格闘技を始めたきっかけ:K-1やPRIDEの試合に惹かれ、自分自身もやってみたいと強く思ったため。
・自分の強み・ファイトスタイル:柔道で磨いた組み技のスキルを活かして相手を削り、フィニッシュに繋げます。
・目標としている選手:金原正徳選手 ジョルジュ・サンピエール選手
・大会への意気込み・メッセージ:大会に出場させていただける事に感謝し、良い勝ち方で次に繋げて行きます。